チカ ミツコ 2008.09.18(木)
私の生家は親戚縁者が多い。
つまり高齢者も多いことになるので
お年寄りたちから、湯灌(ゆかん)と
言う言葉は聞いていたが、
納棺師という職業は始めて知った。
そして「ゆかん」じゃなく、「ゆーがん」と
言っていたように思う。
敬老の日、「おくりびと」を観にゆく。
長蛇の列に面食らい、出直して16日にみる。
秋の色も定まった9月半ば、お世辞抜きに
優れた映画に出会い感謝します。
おくりびと
主演の本木雅弘さんの、納棺の所作もさることながら、
山崎努さんの存在感は相も変らず圧倒的だ。
裏庭のどんぐりの実のように、やさしさが
切なさが、ポトンポトンと落ちてきたよ~「おくりびと」
そのむかし、滝田監督のご実家である
酒店に、よくお酒を買いに行ったものだ。
ふるさとはいいなあ~と思わせる「おくりびと」