佐々木 隆治 2007.03.19(月)
春の訪れを告げるイサダ漁。
イサダはオキアミの一種である。
普段は海底にいるが、春暁ともなると
オキアミ軍団が、上昇してくる。
午前10時ごろには、海面スレスレに
日光浴?をしながら、3月の三陸の海を
あざやかなピンク色に染めあげる。
1匹1匹は透きとおった「アミえび」だけど、
これが何十億いや何百億も
海面に広がるんだ。
そりゃもぅ~、桃色絨毯を敷いたような【◎`ё´◎】
アミ湧いてそのまま春の海となる 佐々木隆治
日本では、漁獲のほぼ100%が養殖魚の
餌用か、鯛釣りのコマセ向けだが、韓国から
引き合いがあり、半信半疑で輸出した
「ふりかけ具材」が、予想外に大好評。
このままでは、ブリ・ハマチ養殖や、真鯛の
養殖業者に回らないかも。
きょうの午後に獲れたオキアミ、短い命のきらめきぞ!