佐々木 隆治 2006.11.04(土)
ヘクソカズラ
屁糞葛神の花ぞと言いきかす 西 和夫
前回のエンジェルス・トランペットが、天使を装った魔女なら、
ヘクソカズラは、その対極にある花といえよう。
花の神様がせっかく「早乙女草」と、つけてくれたのに、
人間どもが「クソカズラ」と呼び、
そのうちに「屁」まで、くっつけて、ヘクソカズラだって。
まあね、たしかに悪臭は持ってますがね。
「キモイ」「汚い」「臭い」「ウザイ」・・いっこうに無くならないイジメ。
自殺すれば、社会やマスコミが関係者をやりこめてくれる、
自分は楽になれる、死んでしまおう。
だけどね、無味無臭、無菌状態の社会など存在しない。
このような社会を生きていくには、もうちょっと
強い生命力を養わなくっちゃ。
いじめる奴らはバイ菌だ、抵抗力をつけようよ。
駆け込み寺も必要だ。生徒同士の話し合いも大事なことだ。
今度こそ大人も子供も本気で、
<臭いものには蓋をしろ>的、根性をぶっ壊そうよ。
タイタンアルム
世界一デカイ花、タイタンアルム「Titan Arum」が咲いたよ。
超クサイことで有名なデカイ花である。
花は、デーンとして咲き誇ってるぜ。
植物園に勤務している職員らはこの花を、
プリマドンナ(花形女性歌手の意)と名づけたそうだ。